祭神長良公が東国平治のための当国一帯の善政を施し、民衆を救済し、国土開発の大業をなし遂げられた偉業を崇め奉り、国土開発の神、国土家内安全の神、五穀豊穣の神、無病息災の延命長寿の神などを崇められ、また合祀の十七柱の神はそれぞれ、医薬の神、縁結びの神、商売繁盛の神、交通安全の神、安産生育の神、学業の神厄難除の神としておおくの人々から深く信仰されている。
「恵比寿」は「夷」とも「戎」とも書かれます。商売繁盛の神様として、「鯛」を抱えた姿で親しまれています。この神は生業を守護する神ですが、特に商家で「商売繁盛の神」として祀られました。旧暦の正月と10月の20日に行われた恵比寿講では、大黒天とともに祭壇を飾り設け、知人・親戚などを招いて祝宴が開かれるのが通例でした。大阪などでは、正月10日に行われたので「十日夷」ともいい、夷神社へ初詣をしてから盛大に宴を行ったといわれます。七福神の中では唯一の日本伝来の神様です。また、漁業の神でもあります。伝承としてはこちらが古いのかもしれません。クジラをエビスと呼んだという伝承が各地の漁村に残されています。一頭とれば七浦がうるおい、海の贈り物としてのエビスは大漁を意味しました。勇ましいクジラに代わって鯛を抱えた、にこやかな姿は、海の恵みをあらわしています。「繁栄」のシンボルとして「鯛」が珍重された歴史がしのばれます。
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