花と史跡を巡る館林名所七所

善長寺「写真」善長寺

当寺は大永三年五月、館林城主赤井但馬守家範侯の開基によって創建されました。 開山は大雲惟俊大和尚です。元和九年(1623)八月館林城主松平忠次侯(徳川四天王のひとり榊原康政侯の孫。後の姫路城主)のご生母祥室院殿が病卒され当寺に埋葬されました。忠次(ただつぐ)侯は、母君の菩提のため荘田五十石を御朱印地として授与され、以後幕末まで寺領となりました。

水仙の寿老尊水仙の寿老尊「写真」

当寺境内には七福神の一人、寿老尊像が祀られています。寿老尊は中国の伝説中の人物ですが、宋代(十一世紀後半)の人と言われています。頭が長く白髪で、団扇(うちわ)と巻物をつけた杖とを持ち、鹿や鶴を連れていたと言われています。長寿(長生き、長命)を授けるといわれ、七福神のひとりとなっております。また、寿老尊は別名を南極老人ともいわれ、人の寿命をつかさどり、天下を治める働きがあるとされる南極星の化身ともされています。ちなみに、当山の寿老尊のお像は、当時の檀家さんが、長生きをされたお母さんの供養のためにとご寄進されたものです。


イベント

4月8日 釈迦牟尼仏降誕花祭り

お問い合わせ

善長寺

〒374-0006 群馬県館林市当郷町1975
TEL:0276-72-0099

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